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ひっそり生きていきたい隠遁女子

ひっそり生きていきたい隠遁女子 23歳OLのブログ 

【雑誌並のクオリティメディアが生き残る??】nanapi、KDDIに買収された件について

 

なぜ僕は、nanapiをKDDIに売ったのか

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NewsPicks - なぜ僕は、nanapiをKDDIに売ったのか

おととい、KDDIがnanapiなど11社を買収した記事が出ていました。

その件に関してけんすーさんがコメントを載せていたので

ちょこっと見てみました。

nanapiから持ちかけた売却案

なぜ、nanapiを売却しようと思ったのですか?

今のnanapiに、停滞感を感じていたからだ。現在、nanapiのユニークユーザーは約2200万人、単月黒字も出している。現在のサービスを続けていても、持続性はあると考えている。だが、3年後を見据えた時にひとつのコンテンツメーカーに埋もれているだろうという危機感があった。

 なるほどな~

最近nanapiの記事をみても確かに、一つのコンテンツメーカー感は否めないですよね。単純にこのくらいの規模でずっとやっていけそう感はありますが、徐々に鈍化していくと思います。

 

nanapi側から持ちかけたんですね?上場という手段はなかったのですか?

急いで上場して、仮に売り上げ10億円、利益2億円という会社規模でくすぶっていても、できることは少ないし、世間へのインパクは知れている。むしろ大企業の中に入って大きな土俵で勝負する方がインパクトのある事業展開ができると考えている。

 なるほど。最近は、MERYもiemoもディーエヌエーに買収されたニュースもありましたよね。世間へのインパクトといった観点からだと確かに大企業の中に入ったほうがいいのかな。

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イグジット新時代、IPOからM&Aへ

1人の起業家として今回の買収が何を象徴すると考えていますか。

今回の買収がきっかけで、「ネットメディアがネットの大企業に移っていく」という潮目にかわるだろう。どういうことかと言うと、ネット企業が上場して小粒にやるよりも、大企業に買収されて、大きな事業シナジーを発揮していく時代になるだろう。

かつてIPO全盛だったアメリカでも目を向けてもビッグ4(Facebook、アマゾン、グーグル、アップル)のもとに集結しつつある。日本もIPOからM&Aの転換になるだろう。


今週のグーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト


全産業が四天王(Google/Apple/Facebook/Amazon)に支配される未来 - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

 これからの買い手としてどこが考えられますか?

それを買おうとしているのはヤフー、GREEDeNA、などのメガベンチャーの他に、KDDIなどの通信キャリア、あとはリクルートもありえる。こうしてメディア・プラットフォーム双方で合従連衡が進み、コンテンツとプラットフォームの両方を兼ね備えた勢力が台頭していく。これが私の考えるメディア業界の新たな勢力図だ。

 


遺伝子、介護、死後…GREE、DeNA、Yahoo!の新規事業が面白い : まだ東京で消耗してるの?


参加チーム | KDDI ∞ Labo | KDDI株式会社

 

大企業側の閉塞感、メディア側の危機感が合致

今回の買収で、KDDIはnanapiの何をほしがったのでしょうか。

もちろん、nanapiについている、ユーザーということもあるし、サービスもかも知れない。ただ、「企業文化」そのものではないだろうか。nanapiにはエンジニア・デザイナーがいて、コンテンツもあるという点で、ある程度完成されている企業。仮に新事業を始めるときは、そうした組織を取り込むことが手っ取り早い。

時間をかけずに新規事業を始められるのもM&Aのメリットです | なるほど!M&Aリスト

 

なぜなら大企業には新事業なんて生まれないと思っているから。グーグルだって検索機能以降、社内でできた新事業で有名なものと言えば、Gmailくらい。それだってマネタイズできてない。究極を言えば、検索の一発屋。でもその資金YouTubeAndroidを買収して今のグーグルがある。

 

あのDeNAでさえ、キュレーションプラットフォーム事業を立ち上げるのに、iemoと「MERY」を運営するペロリの2社を約50億円で買収した。その上、村田マリさんという強力な人材執行役員として招き入れた。これは象徴的だと思う。新事業をやるにはそれくらいの覚悟が必要。

現在、リクルートもIT事業とかを強くしようと意気込んでいるが、社内だけでは多分無理。先日の転職・求人情報検索サイト、Indeed買収のようにすでに成功したものを買っていくしかない、要するにオープンイノベーションということ。

 

メディアの未来をどう見る?

 

一方のメディア側はどうですか?長らく土着化が進んできていますがここにきてようやく変革というところでしょうか。

 

メディア側はグローバル化の波に間違いなくさらされていく。例えばnanapiと同様のHow to サイトを展開している海外サイトを見ると、PV単価がうちの4倍でユーザーが20倍もいる。そうなると80倍の収益効率の開きがあることになる。彼らが資金を使ってコンテンツを作り込んできたら勝てない。そうした恐怖感は前から持っていた。おそらくニッチなものは残るだろうが、スタンダードなものはつぶされていくだろう。そうなるとメディア側もプラットフォームに寄っていくしかなくなる。

今のメディアを見渡すと、二極化している。とにかく安いコストで大量生産されるバイラルメディアと、ターゲットを明確化して、雑誌並のクオリティを目指そうとするメディアだ。

私は後者の方がこれから収益化という面で生き残る可能性があると思う。ただし、今は、収益は追いつかないだろう。まずはコストが先行するからだ。ただ、これに関しては「時代待ち」だと思っている。クライアントとアドテクノロジーの向上を待てば、3年以内に収益化すると思っている。

また、コンテンツ面だけに注目すると、「ネットでもいい情報がある」という認知は徐々に進んでいるのではないか。そういうクオリティメディアが多く登場してくることが今後のネットメディアの行く末を左右するだろう。

 

 メディアって、ちょうど今転換期なのかもしれませんね。

新聞、雑誌からWEBへ、そしてWEB(低クオリティー)からWEB(高くクオリティー)へ。TVからWEB動画へ。

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ぶーーーーーーーーーん!!!!!